データアダプタの構成(WebFOCUS Client編)

2024年3月23日はじめてのWebFOCUS

前提

本手順は、以下を前提に記載しております。
構成可能なデータアダプタはライセンスにて規定されたデータアダプタのみです。

  • OS:Windows Server 2019
  • WebFOCUS バージョン:9.0.3

WebFOCUSからWebFOCUS内部リポジトリデータベースを検索する場合は、WebFOCUS Clientアダプタを経由して RESTful API を用いた接続を行います。データアダプタを構築する際にテンプレートファイルが一括で作成されるため、専用のアプリケーションディレクトリを用意することを推奨します。

データアダプタ構成手順

WebFOCUS Hubに管理者ユーザーとしてログイン

アクセスURL:
http://サーバ名/ibi_apps/

ログイン後、[アプリケーションディレクトリ]を表示します。

アプリケーションディレクトリの作成

[データ]の[アプリケーションディレクトリ]をクリックします。

[アプリケーション名]に任意の名前を入力して[OK]をクリックします。

この手順ではアプリケーション名を[wfcrest]にしています。

[コマンドを実行しました]のメッセージが表示され、アプリケーションの一覧に作成したアプリケーション名が表示されていることを確認します。

アダプタの構成

[アプリケーションディレクトリ]の[データの取得]をクリックします。

[データの取得]の[新規アダプタの追加]をクリックします。

[データの取得]の[TIBCOWebFOCUS (R) Client]の右クリックメニューより[構成]をクリックします。

[TIBCO WebFOCUS Clientの構成の追加]から接続情報を指定し、[構成]ボタンをクリックします。

設定概要
接続名データアダプタの名称
※半角英数字で指定
WebFOCUS Base UrlWebFOCUSのベースURLを入力します。
http://サーバ名:ポート番号/ibi_apps
セキュリティExplicit
※デフォルト
ユーザWebFOCUSにログインする管理者アカウントID
パスワードWebFOCUSにログインする管理者アカウントのパスワード

[接続の構成]に追加されます。

疎通確認

構成したデータアダプタの右クリックメニューより、[接続テスト]をクリックします。

左記画面が表示されたら、接続テストは成功です。

テンプレートファイルの作成

構成したデータアダプタの右クリックメニューより[DBMSオブジェクトの表示]をクリックします。

アプリケーションを事前に準備したアプリケーションディレクトリ名に変更し、[シノニムとサンプルの作成]をクリックします。

指定したアプリケーションディレクトリ内にあるサブディレクトリ[wfcsampl]を開き、サンプルプロシジャの[get_users]の右クリックメニューから[実行]をクリックします。

ユーザーIDの一覧が表示されたら、構成は完了です。