CSSを使用してツールチップを作成
概要
ツールチップとは、コンピュータの操作画面の表示要素の一種で、対象にカーソルやマウスポインタを合わせると周辺に小さな領域が出現し、注釈などが表示されるもの。
普段は表示されておらず、対象を選択したりマウスポインタを重ね合わせたりする(マウスホバー/マウスオーバー)と、対象のすぐ側に半ば被さる形で出現する。内容はソフトウェアにより様々だが、対象の操作方法や関連情報などを表示することが多い。選択を外したりポインタをどけると即座に消滅する。
e-Words : https://e-words.jp/w/ツールチップ.html
App Studioで条件を選択する画面やガイデッドレポートのような利用者へ説明を表示する方が、操作性が向上するケースがあります。こういったケースでの利用が想定できます。
▼通常の状態
▼マウスカーソルを合わせた状態
実装方法
HTMLファイル作成
App Studioで任意のHTMLを作成します。
HTMLオブジェクト作成
[コンポーネント] – [HTML] をクリック
キャンバス上の任意の場所でドラッグ&ドロップしてHTMLオブジェクトを作成
ツールチップの内容設定
作成したHTMLオブジェクトの[設定]へHTMLタグと表示したいタイトルと説明文を記述
<div class="tooltips">
<div><i class="question fas fa-question-circle"></i></div>
<div class="tips">
<div class="tipstitle">ここに説明が表示されます</div>
<div class="tipsdesc">これはサンプルです。これはサンプルです。これはサンプルです。これはサンプルです。これはサンプルです。これはサンプルです。</div>
</div>
</div>
文字列には、改行などのHTMLタグの指定も可能
クラス「tipstitle」やクラス「tipsdesc」へCSSを設定することでみための変更も可能
ツールチップ用CSS設定
[埋め込みCSS」を選択
下記のCSSを記述
* {
outline: none;
}
.tooltips {
position: relative;
display: inline-block;
}
.tooltips:hover .tips {
display: inline-block;
top: 30px;
left: -100px;
}
.question {
font-size: 2em;
color: #ffc931;
}
.tips {
display: none;
position: absolute;
padding: 15px;
font-size: 14px;
line-height: 1.6em;
color: #555;
filter: drop-shadow(0px 0px 2px rgba(0, 0, 0, 0.4));
border-radius: 5px;
background: #fff;
width: 200px;
}
.tips:before {
content: "";
border-right: 15px solid transparent;
border-bottom: 10px solid #fff;
border-left: 15px solid transparent;
position: absolute;
top: -8px;
left: 50%;
transform: translate(-50%, 0);
filter: drop-shadow(0px 2px 4px rgba(0, 0, 0, 0.4));
}
.tips:after {
content: "";
width: 40px;
height: 10px;
position: absolute;
top: 0px;
left: 50%;
transform: translate(-50%, 0);
background: #fff;
}
.tipstitle {
color: #0082cc;
font-size: 16px;
font-weight: bold;
margin-bottom: 5px;
}
.tipsdesc {
font-size: 14px;
line-height: 130%;
}
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