セルフサービスユーザ用にワークスペースに「マイワークスペース」を表示させる方法
セルフサービスをユーザに展開したいんだけど、マイワークスペースってどこから利用できるの?
バージョン | 9.2 |
マイワークスペースとは、ユーザがアクセスしやすい便利な場所を提供する特別なワークスペースです。
ユーザにセルフサービス機能(Designer)を展開する際に、ユーザ自身がコンテンツを作成・保存したり、共有する場所としてマイワークスペースを利用させることができます。
本記事では、マイワークスペースの利用方法についてご紹介します。
マイワークスペースの利用方法
ユーザにマイワークスペースを利用させるためには、[管理センター]-[セキュリティセンター]から、[My_Workspace]グループ配下にユーザを追加する必要があります。
[My_Workspace]グループ配下には、[BasicUsers]と[Authors]グループがあり、それぞれで利用用途が異なります。
BasicUsers グループ
マイワークスペースの参照権限のみが与えられます。
他ユーザがマイワークスペース上で作成し、共有されたコンテンツを参照することが可能です。
Designerを利用できる権限はありません。
Authors グループ
マイワークスペースの参照権限に加えて、Designerの利用権限が与えられます。
Authorsグループのユーザは、マイワークスペース配下のマイコンテンツにコンテンツを作成することが可能です。
要件に応じて、[BasicUsers]グループか[Authors]グループに所属させてあげれば良いんだね!
シノニムの表示制御の方法
マイワークスペースからDesignerを起動してビジュアライゼーションを作成するには、マイワークスペースに対するアプリケーションパスの設定が必要です。
マイワークスペースに対してアプリケーションパスを設定すると、セルフサービス起動時に表示される[データソースの選択]画面にて、設定したディレクトリ配下のシノニムが利用できるようになります。
[マイワークスペース]を右クリックし、[プロパティ]‐[サーバ]からアプリケーションパスの設定を行ってください。
上記の設定は、マイワークスペースに対するアプリケーションパスの設定となりますので、Authors グループに所属するユーザ全員が同じディレクトリ配下のシノニム表示できる状態となります。
ユーザやグループごとにアプリケーションパスを変更したい場合は、グループ/ユーザプロファイルを作成してください。