DesignerでHOLDファイルを使った2次検索!
HOLDファイルを使った2次検索
WebFOCUS 9 では、DesignerからHOLDファイルを使用して、データの2次検索ができるようになりました。
HOLDファイルを使用して2次検索を行うことで、任意の軸で集計したデータを一時的に作成し、
集計後のデータに対してデータの並び替えや、比較、抽出などの加工ができるようになります。
利用イメージ
1) 明細データを検索
2)営業氏名ごとに売り上げを集計した
HOLDデータを作成
3)HOLDした集計後の売り上げデータを検索し、
売り上げの大きい順にデータを並び替える
設定方法
- 新規ビジュアライゼーションを作成し、[データ]タブを選択します。
- [カラムの選択]を右クリックし、[編集]を選択します。
- [SUM/PRINTの切り替え]アイコンをクリックし、集計方法を選択します。
「利用イメージ」のように集計結果をHOLDする際は、SUMを選択します。
SUM:
SUM欄の項目を集計します。
詳細:
詳細欄の項目の明細データを出力します。
- HOLDファイルに出力するデータを作成します。
左図の各欄に、必要な項目をドラッグアンドドロップにて追加します。
※最初に不要な項目が追加されている場合は、項目を右クリックし、[削除]を選択して項目を削除してください。
件数 :
ソート項目(BY項目)に使用する項目を追加します。
SUM :
集計項目(SUM項目)を追加します。
ソート項目に指定した項目の値ごとにグループ化され、値が集計されます。
※手順2でSUMを選択した際に表示されます。
詳細 :
明細データ(全データ)を出力する項目を追加します。
※手順2で詳細を選択した際に表示されます。
フィルタ:
特定の条件でデータを絞り込む際は、こちらに抽出条件を追加します。
入力が完了しましたら、[OK]をクリックして画面を閉じます。
- 再度[カラムの選択]を右クリックし、[セッション抽出の作成]を選択します。
こちらでHOLDファイルの作成が完了します。
- HOLDファイルから2次検索をしてみましょう。
[ビジュアライゼーション]タブを選択します。
▽JOINの挿入ポップアップ
- 作成したHOLDファイルのデータ(営業氏名ごとの売り上げ合計)を使用して
レポートやグラフを作ることができるようになっています。
左図では、例として営業氏名ごとに集計した売上金額の合計を
行(ソート項目)に使用することで、売上合計の大きい順にデータを
並べています。
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