DesignerでHOLDファイルを使った2次検索!

2024年3月23日最新技術情報

HOLDファイルを使った2次検索

WebFOCUS 9 では、DesignerからHOLDファイルを使用して、データの2次検索ができるようになりました。

HOLDファイルとは?

HOLDファイルを使用して2次検索を行うことで、任意の軸で集計したデータを一時的に作成し、
集計後のデータに対してデータの並び替えや、比較、抽出などの加工ができるようになります。

利用イメージ

1) 明細データを検索

2)営業氏名ごとに売り上げを集計した
  HOLDデータを作成

3)HOLDした集計後の売り上げデータを検索し、
  売り上げの大きい順にデータを並び替える

設定方法

  1. 新規ビジュアライゼーションを作成し、[データ]タブを選択します。

  1. [カラムの選択]を右クリックし、[編集]を選択します。

  1. [SUM/PRINTの切り替え]アイコンをクリックし、集計方法を選択します。
    「利用イメージ」のように集計結果をHOLDする際は、SUMを選択します。

    SUM:
    SUM欄の項目を集計します。

    詳細:
    詳細欄の項目の明細データを出力します。

  1. HOLDファイルに出力するデータを作成します。
    左図の各欄に、必要な項目をドラッグアンドドロップにて追加します。
    ※最初に不要な項目が追加されている場合は、項目を右クリックし、[削除]を選択して項目を削除してください。

  件数  :
  ソート項目(BY項目)に使用する項目を追加します。

  SUM  :
  集計項目(SUM項目)を追加します。
  ソート項目に指定した項目の値ごとにグループ化され、値が集計されます。
  ※手順2でSUMを選択した際に表示されます。

  詳細  :
  明細データ(全データ)を出力する項目を追加します。
  ※手順2で詳細を選択した際に表示されます。

  フィルタ:
  特定の条件でデータを絞り込む際は、こちらに抽出条件を追加します。

 入力が完了しましたら、[OK]をクリックして画面を閉じます。

  1. 再度[カラムの選択]を右クリックし、[セッション抽出の作成]を選択します。
    こちらでHOLDファイルの作成が完了します。
  1. HOLDファイルから2次検索をしてみましょう。
    [ビジュアライゼーション]タブを選択します。

▽JOINの挿入ポップアップ

  1. 作成したHOLDファイルのデータ(営業氏名ごとの売り上げ合計)を使用して
    レポートやグラフを作ることができるようになっています。


  左図では、例として営業氏名ごとに集計した売上金額の合計を
  行(ソート項目)に使用することで、売上合計の大きい順にデータを
  並べています。

サンプルデモ

WebFOCUSデモサイトで公開している下記デモで体験することができます。

WebFOCUS最新バージョン環境デモ

※営業マネージャ権限や営業ユーザ権限で体験できます。

本記事の情報について

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