OLAPとは?
Hey!Yo!フォービーパイセン!ボクにホンバのラップをオシエテクダサイ!
・・・会社で後輩にラップ指導を頼まれるなんて聞いたことないよ。
あと、いくら僕がニューヨーク生まれだからって無茶ぶりが過ぎるよ・・・突然どうしたのかにくん?
さすがに会社では仕事をしなきゃだめだよ。
ち、違いますよ!真面目に働いてるっすよ!ラップも仕事の一部っす!
いもおパイセンにBI製品を扱うなら知っとかなきゃって言われてラップ教室に通い始めたんすから!!
(かにくん、何も知らないけど行動力は飛びぬけてるよな・・・)
うーん、いもおさんがラップ・・・。ほんとにラップを習うようにいもおさんに言われたの?
ほかに何か言ってなかった?
そっすね・・・たしかラップの種類について、
WebFOCUSならRラップ?だって言ってたっす。
ラップ教室でもラップの種類については教えてくれなかったのに、
いもおパイセン伊達に経理やってないっすね!すごいっす!
!!・・・もしかしてOLAP(オーラップ)分析からのラップ?!
ようやく、わかったよ。かにくん、そのラップはフリースタイルで
競うやつじゃなさそうだよ。
それに経理は関係ないんじゃ・・・
エッ
いもおさんが言ってたのは、OLAP(オーラップ)分析のことだよ。
OLAP分析っていうのは、Online Analytical Processingの頭文字を取ったもので、
データベース(DB)上に蓄積された大量のデータに対して集計や複雑で分析的な
問い合わせを行い、ユーザーにとって必要な結果を素早く抽出する分析方法のことだよ。
複数の軸を持つ多次元データモデル、いわゆるキューブを使った分析のことさ。
え、WebFOCUSってキューブが埋め込まれてるんすか?
ちょっと何言ってるかよくわかんないす・・・
いや、WebFOCUSはキューブはもってないよ。OLAP分析には大きく2種類あるんだ。
1つは、MOLAP(多次元OLAP)分析だよ。Multi dimensional On Line Analytical Processingの略で、事前に集計値をバッチ処理で計算しておき、独自の多次元データベース(キューブ)に格納しておくんだ。
そうすることで、事前に集計してあるから、ユーザーの要求に素早く応えることができるから、スピードが圧倒的に早いのが特徴だよ。
2つめは、ROLAP(リレーショナルOLAP)分析だよ。元データ自体をリレーショナルデータベース(RDB)に格納して、ユーザーからの要求に対してそこからデータを抽出・集計する方法だよ。都度、集計するから常に最新のデータを検索することができるのが特徴だよ。
なるほどっす。OLAP分析が便利ってのはわかったす。
でも、複数の軸に対しての多次元的な分析って結局どんな分析のことを言ってるんすか?
たとえば、かにくんが営業マンだったとして今月の売上報告を作るとしたら、
商品の種類や取り扱い店舗、時間帯や地域別といったいろんなカテゴリーでデータを確認したいと思わない?
そのカテゴリーごとにレポートを1個1個作るのってめんどうだよね?
OLAP分析は、キューブの一部分だけにスコープしたり、視点を変えるためにサイコロのように転がしたり、特定の断面だけ切り出したりすることができるんだよ。あらかじめ、キューブのモデルを作っとくことでこういった操作ができるようになるよ。
たしかにー🦀
こんな操作ができないんだったら
いつまでたっても報告できなさそうっす・・・
WebFOCUSもOLAP分析できるなら、
報告なんて余裕っすね!
WebFOCUSのOLAP機能は、残念ながら縮小されていて機能アップもされていないんだ。
一般的にも、OLAPのような使い方はされなくなってきているのも関係してるよ。
でも、WebFOCUSに『インサイト』という機能があって、OLAP操作に近いことができることは知ってるかい?
インサイト機能では、作成されたグラフの形式やレポートの軸をユーザーが自由に変更することができるんだ。
見たい軸(ディメンション)を入れ替えながら異なる角度から集計値(メジャー)を出せるよ。
ほかにも、フィルタを使ってデータを絞り込むことで特定の切り口で分析するスライシングのような動作や、
WebFOCUSの得意分野であるドリルダウンやドリルアップといった軸の階層を変えて分析することは多次元分析の一つだよ。
インサイト機能をまだ使ったことがないなら、『WebFOCUS Demo Site』のWebFOCUS機能体験デモで触ってみてね!
へぇ~インサイト機能って、項目を選択したらグワーッって一瞬でグラフの形が変わって面白いっすね💫
数値だけ見てるとよくわかんないっすけど、円グラフとか棒グラフとかリアルタイムに見方を変えれると
新しい発見がありそうっす!
数値で見るのが得意な人も、図形で認識するのが得意な人もいるしね🌟
しかも、インサイト機能なら変更したグラフやレポートの実行条件を保存しておけるんだ。
いろんな軸のレポートをエンドユーザーだけで作成できるし、それをシェアしちゃえば
データ活用もぐんっとはやくなるよ!
データは、開発者の人が準備したものを使うから開発をやったことがない人でも
クリック一つで簡単に操作できちゃうんだ😎
たしかにー🦀✨ぼくみたいな「かに」でもBIできちゃうんすね!!
さらにここだけの話、インサイト機能はセルフサービス機能じゃないから
WebFOCUSにログインできるユーザーであれば、誰でも無制限で使えるんだ・・・!
WebFOCUSって、何でもできるんすね!!すごいっす!!
さっそく、インサイト機能を使って、いもおパイセンにぼくのソウルを込めた
ラップを見せてくるっす!!!😎✨