Snowflakeマーケットプレイスの公開データからWebFOCUSでダッシュボードを作ってみた
WebFOCUSでは多種多様なデータへアクセスし、データをダッシュボードとして可視化することができます。今回は、Snowflakeマーケットプレイスで無料公開されているデータにアクセスし、ダッシュボード作成を行ってみましたので、手順の概要とサンプルをご紹介します。
結論から言いますと、簡単な操作ですぐに利用でき、Designerを使った視覚的なグラフが作成できました!(操作はすべてGUIで完結します、Snowflakeマーケットプレイスだから特別なことはありません)少しでも気になりましたら以下をご覧ください。
本ページは以下の方にお勧めします。
- WebFOCUSとSnowflakeをご利用中の方
- WebFOCUSとSnowflakeの利用を検討されている方
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Snowflakeマーケットプレイスについて
Snowflakeマーケットプレイスとは?
Snowflakeマーケットプレイスでは、様々なプロバイダーが、多様なデータを公開しており、利用者はそれらデータやサービスを検索し、必要なものが見つかれば、すぐに簡単に利用することが可能です。
Snowflakeのデータの共有やコラボレーションに役立つ「Secure Data Sharing」という仕組みでは、データはアカウント間でコピーまたは交換されないため、プロバイダーは迅速かつ簡単にSecure Data Sharingを設定でき、利用者は共有データにほぼ瞬時にアクセスできるためです。
Snowflakeマーケットプレイスを利用してみる
Snowflakeマーケットプレイスはトライアルアカウントでも利用可能です。無料で公開されているデータも多数あります。
- Snowsightのメニューから「Marketplace」を選択。フィルタによりデータやサービスの絞り込みが可能。
- 気になるデータを選択し「取得」を選択
- 数分後には所有するデータと同様にレポーティングや分析に利用可能
WebFOCUSから利用する準備
マーケットプレイスからのデータは、Snowsightから他のテーブルやビューと同様に利用できます。
WebFOCUSからの利用に必要なアダプタ作成もシノニム作成も標準的なテーブルやビューへのアクセスと同じです。
ダッシュボードサンプル
マーケットプレイスで公開されているデータを使ったダッシュボードサンプルです。
SnowflakeアカウントとWebFOCUSの環境があれば、READMEに従って設定してみてください。
利用したデータ
データ名:Prepper Open Data Bank – Japanese City Data
公式サイト:Prepper Open Data Bank – Japanese City Data
選定理由:無料で利用できること・日本語データを含むこと
利用テーブルおよびビュー: J_CI_PI20_2
実行イメージ
サンプルダウンロード
株式会社アシストおよび開発元メーカーは、本サンプルコンテンツの動作に関していかなる保証もいたしません。
また、本サンプルコンテンツの利用によって起因する問題についても責任を負いかねます。
本サンプルコンテンツに記載の技術情報およびプログラムは、特定の環境下において動作し、初期動作のみ確認をしております。
すべての個別環境にて動作することを想定していませんので、実装する実環境において、十分な動作確認をいただくことを推奨します。
また、システム環境の設定変更や導入製品のバージョンアップを実施した場合などの非互換については考慮されていません。
初期動作確認後、システム環境変更後の動作については、保証いたしませんので、ご了承ください。
サンプルコンテンツに含まれるプログラムなどの改変は、自由に実施していただいて問題ありませんが、新規要件やバグ修正などが発生した場合には、ご利用者様の責任範囲内での修正を実施いただくようお願いします。
サンプルコンテンツに含まれる、JavaScript,CSS,HTML,バッチファイル、シェルスクリプトなど、WebFOCUS製品サポートに関わらない箇所に関してのお問い合わせは、株式会社アシストの技術者、サポートセンターおよび開発元メーカーで受け付けることができません。WebFOCUSの動作に関するお問い合わせに限らせていただきます。
まとめ
今回はデータプラットフォームであるSnowflakeならではのマーケットプレイスを利用してみました。様々な公開データがあり、大量データであっても簡単に即利用することができて便利ですね!WebFOCUSからも通常のテーブルやビューと同様に利用できますので、ぜひご活用ください!