見出しにリクエスト要素を表示する
必要ライセンス | WebFOCUS | 制約事項 | 特になし |
カテゴリ | レポーティング | 動作確認バージョン | 8.2.06 |
概要
本ページでは、WebFOCUSで作成したプロシジャの中で以下のような構文コンポーネント(構成要素)で何が使われているのか、見出しに表示するための機能についてご紹介します。本機能はVer8.2.01以降で利用が可能です。
お役立ちするシーン
今回ご紹介する機能は、以下のシーンで役立ちます。
・WHERE条件(選択条件)で渡された値を確認したい
・レポート中で使われているBY項目/ACROSS項目を確認したい
・レポート中で使われているSUM項目/PRINT項目を確認したい
機能詳細
以下が本ページでご紹介するコマンドです。
項番 | コマンド | 説明 |
① | <REQUEST.FILTERS | リクエスト内の WHERE および IF 条件をリスト表示します |
② | <REQUEST.VERB_OBJECTS | リクエストで参照されている動詞フィールド(SUM・PRINT)をリスト表示します。非表示項目は含みません。 |
③ | <REQUEST.SORT_KEYS | リクエストで参照されているソートフィールド(BY・ACROSS)をリスト表示します。非表示項目は含みません。 |
④ | <REQUEST.BYKEYS | リクエスト内のBYフィールドをリスト表示します。 非表示項目は含みません。 |
⑤ | <REQUEST.ACROSSKEYS | リクエスト内のACROSSフィールドをリスト表示します。 非表示項目は含みません。 |
⑥ | <REQUEST.VERB_OBJECTS_CONTEXT | 動詞フィールドに使用されているコマンド構文をリスト表示します。非表示項目も含まれます。 |
⑦ | <REQUEST.SORT_KEYS_CONTEXT | ソートフィールドに使用されているコマンド構文をリスト表示します。非表示項目も含まれます。 |
操作手順
以下、InfoAssistにて実装する例です。
InfoAssistを起動し、[レポート]欄から[見出し]を選択後、見出しのテキストエリアの中に本ページで紹介しているコマンドを記載します。
「WHERE 項目名 比較子 条件値」の形式で値が受け渡されます。複数値の場合は
「WHERE 項目名 比較子 条件値 OR 条件値 OR 条件値」のようにOR区切りとなります。
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