抽出条件のリスト値の取得が遅い時にするべきこと
本記事では、抽出条件のドロップダウンリストが遅い場合の対応例を紹介しています。
トランザクションテーブルではなくマスターテーブルを利用する
トランザクションテーブルから抽出条件のリストを生成する場合、大量のレコードを集計する形になり性能が劣化する場合があります。これをマスターテーブルに変更することで無駄な集計処理が減り、トランザクションテーブルに比べて性能が良くなります。
確認と変更手順(Designerページ)
フィルタバーの対象を選択して「設定」ー「ソース」からシノニムを変更することができます。
ソースの編集画面にて、データソースを変更することができます。
以下の例は、トランザクションデータ(sales)からマスターデータ(category)に変更しています。
確認と変更手順(App Studioプロシジャ:FEX)
プロシジャにフィルタ条件を設定している場合は、以下の手順にて確認します。
「式ビルダ」から比較値をダブルクリックします。
「変数エディタ」にて、ソースファイルからマスターテーブルのシノニムを選択します。
オートプロンプト画面イメージ
以下のようなオートプロンプト画面の表示が早くなる可能性があります。
確認と変更手順(App Studio抽出条件入力画面:HTML)
抽出条件入力画面は、「設定」パネルからデータソースを変更することができます。