抽出条件リストのNULL値(MISSING)を表示したくない

2024年3月23日テクニカルメモ,技術情報

検索画面のリスト値に「MISSING」という文字が表示される

NULL値の部分が「MISSING」という文字で表示されている

主な対応方法

①MISSINGという文字を別の分かりやすい文字に置き換える(SETコマンドを設定ファイルに追加)

「null値」という文字に置き換えた例

②nullのレコードを除外する(フィルター機能をシノニムに追加)

null値のレコードを除外した例

対応手順

①文字列を置き換える場合

設定ファイル(edasprof.prf)に以下の設定を追加します。

SET HNODATA_XMLELM = '文字列'

上のイメージ図では、以下のような設定をしています。

SET HNODATA_XMLELM = 'null値'

②null値のレコードを除外する場合

シノニムの複製を作成して、フィルタを定義します。

1.コンソール画面より、シノニムを作成します。

検索画面で利用しているシノニムファイルの右クリックメニューより、「メタデータ管理」ー「クラスタシノニムの作成」を選択します。

フィルタ条件を設定していきます。

今回の手順では、DATA列項目のnullを除外する手順を記載しています。

右クリックメニューの「新規フィルタ」ー「詳細」を選択します。

初期表示にて、
「列項目名 EQ _FOC_NULL」となっていますので、

テキスト編集で
「列項目名 NE MISSING」に変更します。

編集できたら、画面右下の「OK」で閉じます。

作成したフィルタを有効化していきます。

新規作成したフィルタを右クリックメニューの「プロパティ」を選択します。

「その他」を開いて、MANDATORYを「YES」に変更します。

変更ができたらシノニムを保存してください。

この設定によって、このシノニムを利用する場合に、今回作成したフィルタが強制的に掛かるような動作となります。

2.検索画面にて、上記手順で作成したシノニムを利用する。

App Studio の設定画面にて、新規で作成したシノニムを利用するように付け替えを行ってください。