オートリンクとは
機能紹介
オートリンクとは、オートリンク元のBY項目とオートリンク先のフィルタ設定を関連付ける機能です。
オートリンク元のBY項目に関連コンテンツ(レポートやグラフ)を表示するためのハイパーリンクが自動的に設定されるため、ドリルダウンの設定の手間を省くことができます。
オートリンクは以下4パターンでのコンテンツ間遷移が可能です。
- レポート から レポート
- レポート から グラフ
- グラフ から グラフ
- グラフ から レポート
ドリルダウンとの違い
ドリルダウン
WebFOCUSのドリルダウンは、開発者がドリルダウンを設定したいコンテンツに対して、ドリルダウン先となるコンテンツへのハイパーリンクを設定します。
そのため、開発者がユーザーの要件を確認のうえ、適切な動線を設定する必要があります。
オートリンク
オートリンクは、コンテンツ作成画面にてオートリンク元となるコンテンツには「オートリンク」を、オートリンク先となるコンテンツには「オートリンクターゲット」という設定を行うことでBY項目と同じ項目がフィルタ条件に設定されている「オートリンクターゲット」コンテンツに対して自動的にハイパーリンクが設定されます。
前述の通り、通常のドリルダウンであれば、開発者がユーザーの要件を確認のうえ、適切な動線を設定する必要がありますが、オートリンクでは簡単に関連コンテンツ同士の結びつけられるため、ユーザーはオートドリルが設定されているコンテンツから横断的に情報を取得することが可能になります。
また、オートリンクの設定は、作成者のコンテンツだけではなく他のユーザーが共有したレポートやグラフへのハイパーリンクも設定されるため、組織内のデータの分析範囲が広がり、データを様々な視点で捉えるのに役立ちます。
設定方法
オートリンク元
オートリンク先
1つのコンテンツに対して、「オートリンク」および「オートリンクターゲット」を同時に設定することも可能です。
利用時の注意点
オートリンクは項目名をもとに動作します。
そのため、「オートリンク元で使用するBY項目の項目名」と「オートリンクターゲットで使用するフィルタ設定の項目名」は揃える必要がございます。