ReportCasterスケジュール実行時に問題が発生した際の切り分けについて
問題の切り分け
ReportCasterでスケジュール実行した際に、スケジュール配信できないなどのエラーが発生した場合、
まずは、どこで問題が発生しているかの切り分けが大切です。
まずは、プロシジャ単体で実行できるかどうかの確認を行います。プロシジャ単体で実行した際にエラーが発生するようであれば、それはプロシジャに問題があると言えます。プロシジャ実行時のエラー内容を参考にプロシジャの修正を行いましょう。
プロシジャ単体での実行に問題が無い場合は、ReportCasterに何らかの問題がある状態です。
ReportCasterでの問題調査
ReportCasterでの問題調査を行う場合は、ジョブプロセスログレポート か ReportCasterスケジュールトレース を確認します。
ジョブプロセスログレポート
ジョブプロセスログレポートは、ReportCaster スケジュール実行のログを参照できます。
ログを参照するには次の3つの方法があります。
1.スケジュールツールの[ログレポート]から参照
2.スケジュールジョブを右クリックし、[ログの表示]から参照
3.管理コンソールのReportCasterメニューの[ジョブログ]から参照
3の方法では、ReportCasterのスケジュールを作成したユーザ別にログを参照することができます。
ジョブプロセスログレポートの見方について
スケジュールに問題が無い場合はエラーメッセージが書かれることなく、下図のように正常終了を表わすメッセージが書かれます。
スケジュール実行時にエラーが発生している場合は、下図のようにログに赤字で書かれます。
このエラーメッセージを参考に原因調査を進めます。