レガシー関数と推奨関数(文字列置換)
この記事では、文字列置換処理において古いバージョンの関数を利用した場合と、新しいバージョンの関数を利用した場合のサンプルを記載しています。
REPLACE 関数
REPLACE 関数は、WebFOCUS 8.2 以降で登場した推奨関数(新しい関数)になります。
関数の使い方
REPLACE(対象の文字項目名や文字列 , '置換前の文字列’ , '置換後の文字列’)
サンプルプロシジャ
REGION項目内の「east」という文字を「東」に置換するREPLACE関数のサンプルです。
SET PAGE-NUM = NOLEAD
DEFINE FILE GGSALES
REPTXT/A11=REPLACE( REGION , 'east' , '東');
END
TABLE FILE GGSALES
PRINT
DST.REGION AS '元'
DST.REPTXT AS '置換後'
END
STRREP 関数
STRREP 関数は、WebFOCUS 7.1.3 以降で登場したレガシー関数になります。
関数の使い方
STRREP( 対象の文字項目名や文字列の長さ , 対象の文字項目名や文字列
, 置換前の文字列の長さ , '置換前の文字列’
, 置換後の文字列の長さ , '置換後の文字列’
, 文字項目全体の長さ , 'An’)
※An は文字項目全体の長さを格納できるフォーマット
サンプルプロシジャ
REGION項目内の「east」という文字を「東」に置換するSTRREP関数のサンプルです。
SET PAGE-NUM = NOLEAD
DEFINE FILE GGSALES
REPTXT/A11=STRREP( 11, REGION , 4, 'east' , 1, '東', 11, 'A11');
END
TABLE FILE GGSALES
PRINT
DST.REGION AS '元'
DST.REPTXT AS '置換後'
END
結果イメージは、上図のREPLEACE関数の結果と同じです。