WebFOCUS Reporting Serverのプロセスの処理状況を確認しよう!
概要
WebFOCUS Reporting Server のコンソール画面(ワークスペースのデータサービスエージェント画面)を利用することで、データベースへの接続や、 WebFOCUS Reporting Server のプロセス(tscom3)の処理状況をリアルタイムに確認できます。
データエージェント画面イメージ
画像は、バージョン8.2.07.28のものです。
利用方法
- 以下のURLよりアクセスしてください。
管理者権限を持つユーザでの操作が必要です。
http://hostname:8121/
- [ワークスペース]をクリックします。
- データサービスエージェント画面が表示されます。
※バージョン8.2.07.28以降では、WebFOCUSホームページから、[Management Hub] – [サーバワークスペース]からもアクセス可能です。
データサービスエージェント 主な項目の解説
列名 | 説明 |
---|---|
Tscomid | データサービスエージェントに関連付けられている識別番号です。 |
ステータス | エージェントの現在のステータスです。 ステータスには、アイドル、DBMS コール、使用中、中止、クラッシュ、停止、開始があります。 セッションは、いったん接続されると、接続が切断されるまで「使用中」です。 「アイドル」は、エージェントが使用されておらず、フリーであることを示します。 「DBMS コール」は、データベースからの結果待ちです。 「使用中」は、レポートを生成していることを示します。 「中止」および「クラッシュ」は、プログラム (中止の場合) またはオペレーティングシステム (クラッシュの場合) により検出された致命的なソフトウェアエラーの結果生じる異常ステータスです。 「停止」および「開始」は、通常の一時的ステータスであり、そのままの意味を表します。 |
レスポンス時間 | サーバがリクエストを受信した瞬間から、そのリクエストが完了し、応答が返されるまでの時間です。 |
サーバ時間 | レスポンス時間から DBMS 処理時間を差し引いた時間です。 |
DBMS I/O | エージェントによって実行された外部 I/O 処理(SQLの結果レコード)の数です。 |
DBMS時間 | データベースでの処理時間 (秒) です。 |
プロセスID | エージェントに関連付けられた、オペレーティングシステム固有のプロセス識別番号です。 |
データエージェントにはこれ以外の項目もあります。表示するには[カラムの選択]メニューをクリックして必要な項目を追加してください。
データサービスの統計情報
※データサービスのプロパティから[統計]を見ることで、サービスを起動してからの情報を参照することができます。例えば、「ピーク時のエージェント数」であったり「平均レスポンス時間」等です。